プチ京都弁講座 大好き京都
先ずは京都のお話
雅な古都京都を堪能してみましょう~
古都の風情が今も残る
平安京の建都以来、1,200年もの間、
政治・文化の中心地として栄えた古都。
古くから世界に誇る優れた文化財を継承し、
日本の国宝、重要文化財の多くを保有してある
また醍醐寺五重塔や平等院鳳凰堂をはじめ、
北山鹿苑寺(金閣寺)庭園や慈照寺(銀閣寺)
庭園などの歴史ある建造物や景観17カ所が、
1994年12月に世界文化遺産として登録されたそうです
こうした風土のなかで、
長きにわたって工芸・芸術・芸能が育まれ、
正月から師走まで寺社それぞれに年中行事がとり行われて、
葵祭、時代祭、祇園祭は京の三大祭。雅な祭は、
季節の風物詩として、多くの観光客でにぎわいます。
日本三景に数えられる天橋立の景観もすばらしく、
西陣織、京友禅、丹後ちりめんなど多くの名産品がある。
温泉は、のどかな田園風景が広がる木津温泉、
風光明媚な海岸に湧く久美の浜温泉、
京都の奥座敷といわれる湯の花温泉などがあります。
嵐山や天橋立などの景勝地にある一軒宿も人気なのですわね。
言葉の使い方と意味
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狭い街ゆえ、人付き合いが重要視される京都では
何事にも「カドを立てない」のが基本です
あくまでやんわりと、
でもきっちりと中と外を隔てると言う意味では
京都人に勝るものは居ないかも
「なんか嫌な感じだな~」と思われるかもしれませんが
実は言葉の裏側には中々正当な
理由があることを解って欲しいのです
京都人=いけず、(意地悪)で終らせて欲しくないですわ。
「おいでやす」&「お越しやす」共に「いらっしゃいませ」ですが
微妙に使う側が区別しています
おいでやす、の場合 フレンドリーなお店 例えば生きの良い市場だったり
知った相手との ニュアンスですね 気さくな相手と使います
お越しやす、の場合は高級なイメージと解釈してよいと思います。
簡単に言えば おいでやすの敬語
料亭とか高級旅館はおいでやすとは言いません。
例えば 家に目上の人がいらっしゃったら
必ず、そのお家の人は
「ようこそ起こしやす~」と出迎えるわけです。
*
「ややこしい」
の「い」を省略して発音されることが多く、
響きもなんとなく可愛らしいでしょ
そこは都人のエレガントなところ。
これも「嫌だ!関わりたくない!」という事を
やんわりと表現するのに便利な言い回しです。
誰かと誰かの間に挟まれる事が多いのは
狭い街に住むものの宿命
「いちいちうるさい、うっとうしい」と言うより
「あぁ~ややこし」の方が断然聞こえはナイスじゃないですか?
京都弁とは関西弁をより柔らかくすると言う特徴が有るようです
では 色々な京都弁を
発音 意味 使い方
すこい 【ずるい】 内緒話?すこいわ~うちにも教えて~
せんぐり 【後から順に】 せんぐりお花が咲き乱れ♪良い季節やわ~
こない 【こんなに】(たんと=ぎょーさん) こないぎょうさん。。
たんと 【多く】 こない、たんと貰えるんどすか~おおきにぃ~。
なんぼ 【いくら】 おっちゃん これ なんぼ?
ぬくい 【温かい】 フリースは ぬくうてよろしおすわ~~。
はんなり 【豪華さに加えて上品】 木屋町のママさん やっぱりはんなりしたはるな~
ぽわ~んとしたイメージの時に使いがちですが 実はこう言う意味なのです
めだるい 【見てられない】 あほらしゅうて、めだるいわ。
もっさり 【野暮ったい】 もっさりした、男はんやこと!。
かつかつ 【かろうじて】 遅刻寸前もう、かつかつ、まにおうたわぁ~。!!
きずつない 【すまない】 きずつないわ~。こないお土産もろて・・・・。
きのどく 【申し訳無い】 遠い所をきのどくやわぁ~誰かに送らせます~
けなるい 【うらやましい】 けなるいわぁ~旦那様お医者さんやて~
あいさに 【ときどき】 あいさに、爺様の様子みにきてんかぁ~
あないに 【あのように】 あないに、言わんかてええやないのぉ。酷いわ~
あんじよう 【具合良く】 お爺さんを あんじよう、看てあげておくれやす~。
えげつない 【あくどい】 えげつない、お人やわぁ~。もう~嫌い。
せせこましい 【せまい・小さい】 偉い せせこましい部屋どすな~。片付けよし~
そーろと 【ゆっくり 】 その道 せせこましいさかい そーろと通りよしや
おきばりやす 【頑張って】 お仕事おきばりやすね~~
おひいさん 【太陽】 今日はおひいさんがよう出て お布団干しましょか~
虫騙し 【軽食】 あんさん 虫騙しでも如何どす?
お芋さん 【芋】 お芋さん蒸かしたえ おあがり~
お豆さん 【豆】 体によろしおす お豆さん 毎日よばれておくれやす
お玉さん 【たまご】お玉さんあそこのスーパーで 今日安売りしてますえ~
いなり寿司 【おいなりさん】 おうどんと一緒に食べましょか~
これは伏見にある稲荷大社も 「おいなりさん」と呼ぶんです
今日はおいなりさん参ってきましてん
おうどん 【うどん】 おうどんで虫騙ししまひょか~^^
お蕎麦 【蕎麦】 お蕎麦は掛けどすか?ざるどすか~?
お豆腐 【豆腐】 京都はお豆腐が美味しおすな~ 湯豆腐如何どす?
お揚げさん 【油揚げ】 美味しいお揚げさん 食べたいわ~
お待とうさん 【お待たせ】 すんまへん おまっとうさんどした~
お喧まっさんどした 【さようなら】 ほなごめんやす おやかまっさんどした~
と こんな感じです~(゚∇^*)エヘヘ
又 思い出したら追加します。
京都の誕生日は~~
1868(明元) 4.29 京都府誕生
1889(明 22) 4. 1 京都市誕生
京都の歴史年表(文化のながれ)
世界にも稀な1200年という一貫した歴史を持つ京都には,
豊かな歴史資源が散在しており,
まち全体が博物館のようであるとよく言われます。
このように市域全体を歴史の展示場としてとらえ,
まちを大きなひとつの博物館と考えることを
フィールド・ミュージアムと呼んでいます。
この考えに基づき,京都市歴史資料館では,
京都の文化の変遷に関する歴史をまとめた
「京都の歴史年表(文化のながれ)」,
及び年表に出てくる30項目のキーワードを
詳しく解説した「解説シート」を配布しています。
歴史年表で歴史を学び,
解説シートを見ながら,
歴史的出来事が起こった場所,
ゆかりの地などを訪ねていただき,
フィールド・ミュージアムとしての
京都を体験していただけたら幸いです。
こんな記事が載ってましたので
載せてみる事にしました
いつか京都に来られる事があったら
是非参考にしてみて下さいね~♪
● 京都市歴史資料館
〒602‐0867 京都市上京区寺町通丸太町上る
TEL 075‐241‐4312 FAX075‐241‐4012
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